Chat GPT 試してみると

長野です。早いもので2023年も2ヵ月が経ち、春の訪れが待ち遠しい限りです。

皆さん、OpenAIのChatGPTは試されましたか?

報道の過熱ぶりは一巡した感じではありますが、遅ればせながら先日アカウント登録し体験してみました。

Q:「ChatGPTについて知りたい」と投げかけてみると…
A:「私はChatGPTと呼ばれる大規模言語モデルです。OpenAIによってトレーニングされました。私は、自然言語理解、自然言語生成、対話システムなど、多くの自然言語処理タスクに役立ちます。」との回答がありました。

Q:続けて「ChatGPTで何ができるか」とチャットしてみると、様々な言語処理タスクを行うことができるとして、以下の例が挙げられました。

1、質問応答

質問に対して適切な回答を生成することが可能。例えば、歴史の出来事や科学的事実などの知識を持つ質問に答えたり、レストランの予約や旅行の計画などの実用的な質問に答えることもできる。

2、対話システム

対話システムとして利用することが可能。人と会話するようにChatGPTと会話することができるということを意味する。例えば、人工知能アシスタントやカスタマーサポートのチャットボットとして活用されている。

3、文章生成

文章生成にも利用可能。例えば、小説の要約や評論文の自動生成、ニュース記事の要約など、様々な文章の生成に活用されている。

4、言語翻訳

複数の言語間での翻訳にも利用可能。複数の言語に翻訳された文章を生成することができる。

5、自然言語理解

文章の意味を理解し、文脈に基づいた回答を生成することが可能。例えば、同じ単語でも文脈によって異なる意味を持つ場合、適切な回答を生成することができる。

さらに、常に新しい知識と情報を吸収して学習し続けているとの回答もありました。

またChatGPTを紹介した記事では、以下のような活用方法が有効とも解説されていました。

  • 知識・文章の要約
  • ブレスト
  • ロールプレイ
  • クロスレビュー
  • 改善レビュー
  • 危険度チェック

そのうえで、ChatGPTで、必要とする情報を的確に得るための手法として以下の3つが挙げられていました。

手法1. 文脈や前提情報を与える
手法2. 役割を与える
手法3. 品質を指定する

具体的には、ChatGPTへの命令文は検索サービスでいうところの検索語句にあたるわけで、予め回答における「可能性空間の限定」が必要であるということ。

例)「リンゴについて教えて」と命令文を入力した場合、ChatGPTは最も確立の高いところから「フルーツのリンゴ」についてチャットすることになる。

ただし、「フルーツのリンゴ」以外にも「リンゴ」という検索語句にはさまざまなケースがありえる。

・リンゴ(ニュートン)
・リンゴ(聖書)
・Apple(コンピューター)など

このようにChatGPTの持っている「可能性空間」の中に、フルーツ以外のリンゴの情報が埋まったままになってしまうため、ここで「宗教におけるリンゴについて教えて」と命令文を入力すれば、聖書などと関連するリンゴの情報のみに絞り込むことができる。

これが「可能性空間の限定」であり、有効活用するためには常にグッドクエスチョンが求められることになります。

(※Web担当者Forum 2/16記事より一部引用)

こうなってくるとChatGPTを上手に活用するためには、営業職でいうところのヒアリング能力と通ずるものがありそうです(笑)

一方で、AIは膨大な情報の中から、それらを繋ぎ合わせて最適解を導き出しているに過ぎず、信憑性に欠けるものもあります。現段階ではあくまで情報ツールとして活用するまでで、これからも可能な限り人間(=自分自身)の力で正解をクリエイトしていきたいものだなと思いました。

izumojinja

写真は先日訪れた「出雲大社」の本殿にある大きな「しめ縄」です。

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