こんにちは！菅沼です。気づけば7月に入り、私もアンカーに入社してから3ヶ月が過ぎました。この3ヶ月は24年間生きてきた中で1番と言ってもいいくらいあっという間でした…
そんな中でも大好きな野球観戦には欠かさず行かせていただいてます…笑
先月はセパ交流戦が行われており、来場者全員にユニフォームの配布をしたり、試合後にグラウンドに降りられたり、花火が上がったりと各球場、様々なイベントが開催されていました！
近年、プロ野球は競技として楽しんでもらうだけでなく、エンターテイメントとしても観客を楽しませることが重要な要素であると言われています。
2013年に『カープ女子』が流行し、そこから女性ファンは急激に増えました。『鷹ガール』『オリ姫』『はまっ娘』など、各球団の女性ファンの呼び方も定着しています。女性ファンを増やすために、選手をアイドルに見立ててグッズを販売したり、選手の中から推しを選んで投票をしてもらい、人気ランキングを作成したりと女性ファン向けのイベントも多く行われています。
また、球場でのイベントだけでなく、SNSの活用がここ数年で一気に活発的になりました。
普段見ることが出来ないベンチ裏の様子や選手の素顔、練習風景などを配信する球団は多く、以前より選手との距離も近くなりました。
私が初めて球場へ行った20年前とは大きく変わったな〜と感じます。20年前は、『プロ野球＝おじさん達が見ているスポーツ』というイメージが強く、球場へ行っても若い女性は殆どいませんでした。しかし近年は、若い女性が、1人で球場に訪れている姿もよく見かけます。
もちろん、女性ファンだけでなく、幅広い方に楽しんで頂くための工夫もされています。球場に遊園地が併設されていたり、試合を見ながらBBQが出来たりと、野球以外も楽しむことが出来ます。今年北海道に完成したエスコンフィールド北海道では、温泉やサウナ、アスレチックなどが併設され、従来の球場とは大きくかけ離れています。
また、最先端技術も多く取り入れられるようになりました。審判カメラが搭載され、グランド目線で試合の臨場感を味わえたり、3D映像化したハイライトシーンで好プレーの瞬間を様々な角度から見直すことが出来たりと、色々な視点からプロ野球を楽しめます。
しかし、野球のルールは知らないが、顔がかっこいいから好きと言ったプロ野球選手の『アイドル化』をはじめ、エンターテイメント化するプロ野球に対して賛否両論はあります。
私は6歳の時、二岡選手みたいに野球が出来たらかっこいいなという単純な動機からプロ野球を好きになりました。プロ野球がソフトボールを始めるきっかけになり、そこから18年近くプロ野球は好きです。
確かに昔と今では球団のイベントなど大きく変わっていますが、寧ろ今まで以上にプロ野球を楽しませてもらっています！
もちろん、純粋に野球が好き、好きな球団を長年応援しているという人からすれば、野球観戦が推し活のように扱われるのが嫌だという気持ちもわかります。
しかし時代とともに、プロ野球ビジネスも変化が求められています。既存のファンをはじめ多くのファンに楽しんでもらえるように、各球団が試行錯誤を行う中で、この先どんどん変化していくプロ野球をこれからも楽しんでいきたいと思います。
こちらの写真は、先月、西武ドームで行われた試合後に、グランドに降りて撮った写真です！私もここでプレーしたいなと思いながら、野球選手になった気分を味わってきました！
