渡辺です。
早くも3月、だいぶ春めいてきていますね。
さて先日エゴン・シーレ展に行ってまいりました。
1890年~1918年、ウイーンを中心に活躍したオーストリア人画家であるエゴン・シーレは幼少のころから才能を発揮。
その才能ゆえ世間との軋轢、あらゆる批判と賞賛の中苦悩が多々あったようです。
第一次大戦も終結し、様々な苦難を乗りこえつつあった時期
ある作品が注目を集め、ようやく大きな成功がみえてきます。
しかし丁度ヨーロッパを中心に流行していたスペイン風邪によって28歳で急逝、夭折の天才です。
まもなくオーストリア-ハンガリー帝国も崩壊します。
生々しい感情、そして露わな性を荒々しくも静かに、
独特のタッチで描かれており見応えあるラインナップなっております。
海外客も増えているようで会場は思った以上に混んでおりましたがおすすめの会です。東京都美術館にて4月9日まで