広告代理店とは

営業の中川です。 今回の投稿では『広告代理店』とは?という部分について考えていこうと思います。

私はこの業界に入り、先月で3年目が終わり今月から4年目となります。 「広告代理店」と検索すると、Wikipediaは以下のように出てきます。

「メディアの広告枠を広告主(クライアント、顧客)に売り、手数料(コミッション)を得るというのが基本的企業形態である。従来は純粋にそれだけを行っていたが、時代とともにその役割は広がっており、メディアをまたがるメディア・ミックス、マス・メディア以外も統一してキャンペーンを組み立てる統合的マーケティング・コミュニケーション、インターネット登場後の相乗効果の追求(クロスメディア)や、その枠に載せる広告を効果的・効率的に制作指示するのも広告代理店の業務となっている。」

「広告代理店」とはもともと「メディア(媒体)側の広告枠を仲介する、メディアの販売代理店」としての要素が強かったのではないかと思いますが、時代の変遷とともにメディアの形態も変わってきています。場合によっては、メディア側から直接顧客に営業をかけることも多くなってきましたし、我々「広告代理店」もメディアの販売代理店ではなく、顧客側の広告業務を代理で展開するという立ち位置にシフトしてきているのではないでしょうか。また、弊社としては顧客の広告業務のお手伝いに加え、さらに『付加価値』の大きい良い提案をする様に心がけています。

大手の広告代理店と言えば、電通・博報堂・ADKなどがあります。 アンカーは大手の広告代理店に比べ少数にはなりますが、一人一人がスピード感をもってクライアントの悩みに寄り添い、相談の大小問わず解決に向けて伴走出来るメンバーが揃っていると自負しています。

nakagawa nagayama
書道家の永山玳潤先生が銀座で個展をしていたのでお伺いした時の写真

そんな私が広告代理店という業界に入り本当に大事だと感じた事が2つあります。 1つ目は『ヒアリング力』になります。 クライアントから相談を受けた際に、対面やWEBでの打合せでいろいろと話を聞きますが、お客様から出てくる情報からは潜在的な課題は見えてこない事が多く、ヒアリングをしっかりとこちらからする事で、本質的な課題を引き出し課題解決へ向かう事が多いと感じます。 私も最初の頃はヒアリングをしっかり出来ない事が多く、あとから何度もお客様に聞いてしまい…ご迷惑をおかけしてしまったと感じます。

そして2つ目はお客様からの依頼内容を各スペシャリスト(デザイナー、HP制作担当者、他各協力会社)に『伝える能力』になります。 例えばチラシデザインなどをデザイナーへ依頼する際に、こちらはお客様からの要望を伝えたつもりでも、しっかり伝わっていなく、あがってきたデザインがイメージと違う、何てことはよくある話です。 そのチラシデザインは『誰か見るのか?』『使用用途は?』『企業のカラーと合わせた方が良いのか?』『1番伝えたい事は?』など、いろいろな情報をヒアリングした上でデザイナーにしっかり伝える事で、あがってくるクオリティーは変わってきます。 意外に仕事がうまくいかない理由は自分自身にある事も多いと、この仕事をしていると感じますが、うまく歯車がハマり仕事がうまくいくと非常に嬉しい気持ちになります。

今回、『ヒアリング力』『伝える能力』の2つを紹介しましたが、まだまだ大事な事は山ほどあり、まだまだ勉強中の身でありますので、皆様引き続きご指導お願いします!

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