渡辺です。5月半ば、新緑まぶしく薫風ここちよい季節ですね。
さて先日東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール展」にいってまいりました。
開始時からずっと盛況らしく予約3か月待ちでした。会場は海外客含め年代幅広くかなりの賑わいでした。
3フロア構成でオートクチュール界の重鎮クリスチャンディオールの世界を余すことなく紹介されておりました。
代表作、それにまつわる歴史的背景、そして香水やアクセサリー等々小物類に至るまで数多展示。
作品及びその数もさることながら展示空間の装飾、照明、映像エフェクト等々含め、すばらしいクリエーティブでした。
(当社でお付き合いのある会社さんによる設営でした。)
ディオールのデザインは女性の美しさを最大限に引き出すシルエットや華やさが特徴で、ディオールの影響は弟子であるイブサンローランにはじまり、ジョンガリアーノ、ラフシモンズなどに引き継がれていき、それらの作品も展示されております。
日本でのプロモーション、流行のきっかけは百貨店大丸でのファッションショー及び受注会であったようで、それらの映像からも当時の雰囲気が伝わってきます。
また、ディオールが手がけた様々な作品はマーロンブランド、モンローはじめハリウッド名優たち、また各国王室にも及び、当時の社会情勢とのつながりも見ることができる深みある展示会でした。
今年の9月にはイヴ・サンローラン展が開催されるようで今から楽しみです。