昭和生まれ

営業の山林(やまばやし)です。

弊社の注力領域である「シニアマーケット」についての記事が続きますが、私もこのテーマで書かせて頂こうと思います。

担当しております「ゴリラハイランズコーヒージャパン」の活動の一環で、先日ウガンダ共和国全権大使と面会して参りまして、その時の写真になります。

いきなり私事で恐縮ですが、私は昭和生まれです。自分は中年だとの認識はあるようでない40代の中年真っ盛りで、例えば元号ごとのイメージというと「『昭和』は大人、『平成』は若者、『令和』は幼児」という漠然なイメージがありました。

そんな私がつい先日ツイッターを見て衝撃を受けたのでご紹介したいのですが(人様のツイートですので写真等引用は避けますが)、3年生に習う漢字で「昭」があり、その使用例として「昭和生まれ」「平成生まれ」があり、それぞれ付随するイラストが「昭和生まれ」…杖を突いて着物を着た白髪のおばあちゃん「平成生まれ」…10歳くらいの女の子というものでした。

「昭和生まれ」…杖を突いて着物を着た白髪のおばあちゃんに、昭和生まれの私は多大な衝撃を受けました。

発行元によると、使用者である小学校3年生程度の児童がはっきりと「昭和生まれはこんな人」と分かるようにそのようなイラストにしているとのことのようですが、いくら昭和の最年長が95歳、最年少が32歳と非常に年齢層の幅が広い元号であっても、中年という言葉を自分事としてとらえ切れていない昭和生まれの40代にとって、この「杖を突いて着物を着た白髪のおばあちゃん」が昭和世代を代表するイラストだという点に、非常に衝撃を受けました。

自分は「どちらかというと」もうおばあちゃんなのだ、ということを第三者から認識させられたからです。

この記事を読んで下さっているお取引様には昭和生まれ、そして平成生まれの方もいらっしゃると思いますが、皆様はいかがお感じになりましたでしょうか。

さて、話はシニアに戻ります。そもそもシニアという言葉の定義ですが、一概には言えないようです。国連は60歳以上、WHOは65歳以上としているようですが、東京都委託事業の東京しごとセンターの分類ですと、シニアは55歳以上となっているようです。となると、いったい「シニア」とは何なのでしょうか。「シニアマーケティングはなぜうまくいかないのか」(阪本節郎著/日本経済新聞社)を一部抜粋させていただくと、「『高齢者・シニア』という呼称自体が先入観・固定概念として壁になり、実態をより見えづらくしている面もあるからだ。(略)いま生活者によって大きく変化しつつある高齢社会をとらえ、従来の高齢者・シニアという先入観や固定概念に縛られずに考えるために~(以上略)」とあります。

「シニア」という言葉自体の定義が難しくなってきているようなのです。お叱りを承知で白状しますと、「シニアマーケット」というものを意識する前の自分の「シニア」のイメージは、まさに冒頭に出てきた「昭和のおばあちゃん」そのものでした。着物は着ていないにせよ、現役からはリタイアして余生を過ごす世代…そんなイメージでした。そのイメージは、はっきり言って間違っておりました。

私が「中年」と言われあまりピンとしないように、「シニア」という属性にいらっしゃる方々は、名称は何にせよ、まだまだ現役で、社会の両輪をしっかり回す役割を担われています。

自分のコホート(共通の特性を持つグループ)が何にせよ、自分らしく社会と関わり、その一員として活躍できるようになりたい、そしてそういう社会であって欲しい、そういう社会を作っていく一員になりたい、と心から思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。