健康寿命と消費活動

2020年の日本人男性の「平均寿命」は男性で81.64歳、女性が87.74歳でした。

「人生100年時代」と言われますが、実際は「人生90年時代」のほうがしっくりきます。にしても、昭和22年(1947年)戦後の平均寿命が男性50.6歳、女性53.96歳だったのと比べると、70年で30歳以上も平均寿命が伸びた計算になります。

2021年の厚生労働省の公表では、健康寿命でも男性は72.68歳、女性は75.38歳となっており、以前の平均寿命を大きく凌駕しています。

昔と比べ、健康寿命に対する意識も高まっているため、今後も健康寿命は更に伸びていくと言われています。

病気や介護状態になると、「一般消費財」についての購買活動は殆どが「代理購買」となり、自動車やエアコンなどの大型の買い物から衣類や食料品など身の回り品まで、実際に購入するのは「家族」です。

医療費や介護施設の費用、住宅のリフォーム代や処分費用など、人生の「最期の消費」はあまり楽しい買い物ではなくなっていきますし、家族と相談しながら貯蓄から捻出です。

旅行や友達との交際、自分の趣味など、楽しいことにお金を使えるのは「健康寿命まで」。そのことを思うと、少しでも健康寿命を長めに取りたいものです。

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