アンカーの新人、佐藤です。
このコラムも3回目ということで、今回は私が取り組ませて頂いているお仕事についてより詳しくお話しさせて頂こうと思います。つい先日の1/20~1/22までの3日間、女性のはたらく選択肢を発見できるイベント『レディGO!おしごとフェスタ』が開催され、その裏方として参加しておりました。

イベントでは主にHP上に掲載されている「おしごと紹介動画」の撮影・構成などを担当させていただき、そこで様々な職種の方にお話を伺ったり、動画をカテゴライズする中で、この方につける#タグはどのようなものが最適だろうかと悩み、考える時間は難しさはありましたが、それと同じくらい動画の中身を膨らませていく楽しさもありました。

話は少し逸れますが、昔、就職で苦戦していた頃、沢山の就活イベントに参加した際に「『好き』を仕事にできるのか」「企業はあまり女性を求めていないのではないか」「女性が求められている業界は限られているのではないか」という想いを一参加者として抱いたことがあります。
迷って悩んだ経験があるからこそ、より共感者として求職者の気持ちがわかるのではないかと感じ、いつかは女性が素敵な就職先と出会えるようなイベントのお仕事をさせて頂きたい、女性に関するお仕事をしてみたいと考えていました。そんな私にとって、今回のイベントは理想にぴったりとはまり、とてもいい経験をさせて頂いたと同時に、自分の中でまた女性を応援するイベントに関わっていきたいという想いが強くなっています。
さて、ここで女性の働き方について感情ではなく数値で見ていきたいと思います。厚生労働省の統計によると、令和元年の女性の労働力人口は 3,058 万人と前年に比べ 44 万人増加し、男性は 3,828 万人と 11 万人増加し、労働力人口総数は前年より 56 万人増加 し 6,886 万人となり、労働力人口総数に占める女性の割合はほぼ半数となる 44.4%というデータとなったそうです。数値で見る現代社会では「女性の活躍」がカギを握っているのがうかがえます。
かつて男性は働きに、女性は家を守るという昔話の冒頭のような社会があり、女性に働くという選択肢はほぼなかったと感じます。しかしながら、近頃では男性も女性もジェンダーに捕らわれない方も自由に働ける時代になりました。もはや「~だから」「~なのに」という言葉を使う時代ではないのかもしれません。
男性社会だった業界に女性のスパイスを加えて新たな風を取り入れる。女性が働くことに対して、昔より寛容になった時代で果たしてこの先どのように展開していくのでしょうか。