入社半年を経て

こんにちは。菅沼です。9月に入り、私がアンカーに入社し半年が経ちます。年齢を重ねるにつれて、時間が経つのは本当にあっという間に感じます。この半年を振り返ると色々なことを経験させてもらいました。

クライアントと連絡を取りご挨拶に行ったり、「アイスの日」を通じてシニア世代と交流させてもらったり、ミニベロで帰宅をしたり…。そして、先日は初めて一人で新神戸に出張に行きました。昨年までは販売業だったため、こういう経験は初めてで、スーツを着て新幹線に乗ることすら新鮮でドキドキでした。

新神戸では、協力会社さんの印刷工場の見学をしました。ひとことに印刷に言っても「オンデマンド印刷」と「オフセット印刷」があります。「オンデマンド印刷」とは、PCなどからデータを転送し直接「紙」に印刷する印刷方法です。

一方「オフセット印刷」は、印刷版のインキを「ブランケット」と呼ばれるゴム製のローラーにいったん移し、ブランケットから紙に転写させる印刷方法です。大量印刷では、単価が安くなると言われています。印刷版からブランケットにインクを移動させる作業をOFF(オフ)と呼び、ブランケットから紙に転写する作業をSET(セット)と呼ぶことからオフセットという名前になったそうです。

実際に版に写す工程も見学しましたが、想像以上に版は大きく、且つ重かったです。また、実際に私が制作に関わったチラシの印刷をするということで、いろいろなお話をしてくれました。特殊な色が使われている場合「CMYK」に変換させないといけないんだよね。と教えていただき、「CMYK」?に変換…?とお恥ずかしいながら思いました。「CMYK」とは、C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエロー、K=ブラックと印刷をするときに使うカラーのことで、この4色を使ってあらゆる色を再現するそうです。私の制作したチラシにはこれ以外の色が使われており、印刷工場の方が「CMYK」に直してくださいました。

また、印刷しているところを拝見すると、チラシがちゃんと送られてきた色味になっているかを何度も試し刷りし、本印刷の最中にもインクの濃度にムラがないかを何度も確認していました。ムラがでてきたらそこの部分のインクの量を調節し、また確認し…の繰り返しでした。当たり前のように行っていましたが、慣れるまではとても大変だったとおっしゃっていました。

特殊インクで印刷している工程も見学したのですが、そこでは毎回使用するインクが変わるので、印刷物が変わるたびにブランケットをきれいに拭き取り、印刷を行っていました。他にも名刺を印刷する機械、印刷物をまとめる機械、印刷物の部数を数える機械、紙をカッティングする機械…多くの機械を見せていただきました。印刷工場を見学することが人生で初めての体験だったので、驚きと感動の連続でした。

どんな質問をしても丁寧に答えてくださって、間近でたくさんの機械を見せてくださり、新神戸まで行ってとても勉強になりました。

1つのチラシを制作するにあたっても、クライアントさん、デザイナーさん、印刷会社さんと…多くの人が関わり、作り上げていくんだなと改めて感じた1日でした。広告業界の業務は幅広く、覚えることも多いため、毎日が発見と勉強です。

今まで経験してこなかったことを経験し、見たことなかったものを拝見し、聞いたことがないことをたくさん耳にします。アンカーに入社して、半年。やっと少しずつ色々な基礎を理解しはじめたところですが、まだまだ覚えることはたくさんあるなと感じながら、新幹線の中でこのコラムを書いています。

色々な経験をさせてくれるアンカーには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟で、ご迷惑をおかけしてばかりですが、1日でも早く一人前になれるようにもっと頑張ろうと思えた初出張でした!

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写真は、先日ZOZOマリンスタジアムで野球観戦をした後に見た花火です!打ち上げ花火をきちんと見るのは人生で初めてだったので、すごく感動しました!9月になり、プロ野球もいよいよ終盤。優勝争いが繰り広げられ、プロ野球がだいすきな私にとってはまだまだ暑い戦いが続きそうです…

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