お祭りの歴史

お祭りの魅力とは?

コロナが感染症法上の分類が5類に引き下げられた事で、今年は夏祭りの開催が各箇所で復活しています。

私自身、バンド活動をしている事もありイベントが好きなので、近場で行われているお祭りには家族で行く様にしています!先週末は私の地元『千葉県柏市』で行われている、柏祭りが2日間行われまして、凄くたくさんの方が地元の柏に集まりました。

お祭りは『日常の中の非日常』という言葉が合うように感じます。毎日が新鮮で刺激にあふれていた子供時代と違い、大人になると子供の時のような気持ちは少なくなります。

そんな毎日の中で、お祭りはまさに『日常の中の非日常』であります。

お祭りの空間は、赤ちゃんからシニアの方まで、全員楽しめるというのが最大の魅力だと感じます。普段のご近所付き合いでは挨拶程度のコミュニケーションだったのが、お祭りの空間では、お祭りを楽しむという共通意識の中で自然とコミュニケーションの量も増えます。

盆踊りで踊るという行動も、誰でも参加出来るというのが当たり前の空気ですので、子供からシニアまで自由に踊り楽しむ事が出来ます。踊らずとも、その光景を音と情景を感じる事で楽しめます。

もう一度言いますが、そんなお祭りが私は大好きです!

お祭りの歴史

そもそもお祭りの歴史とは?

もともと日本には、古来より、あらゆる万物には神が宿る「八百万(やおよろず)の神」という考え方があります。自然とともに暮らし農耕民族として生きてきた日本人は、太陽や雨雲、海、山、川、動植物など、すべてのものに神(人知を超えた大いなるもの)が宿っていると信じています。

春は豊作を願い種をまき、秋は実りに感謝して収穫する。自然の神々に五穀豊穣と健康や安全を祈ります。それが儀式・祭りとして人々の暮らしに根付き、世代を超えて伝わっているのです。

お祭りの起源は、歴史書の古事記(712年)にも「天の岩戸隠れ」という神話に記されています。

天の岩戸隠れ

アマテラスオオミカミは世を照らす太陽神。その弟にスサノオノミコト(海の神)がいます。スサノオノミコトは荒くれものでいつも周りに迷惑をかけてばかり。その様子にアマテラスオオミカミは心を痛めてしまい、岩戸の中に隠れてしまいます。太陽神のいない世は暗く災いの多い世界となってしまいました。困り果てた八百万の神々が話し合い、太陽神を招き出すために岩戸の前で「どんちゃん騒ぎ」をしました。その楽しそうな様子に誘われて太陽神が出てきたため、再び明るい世を取り戻すことができました。

この「どんちゃん騒ぎ」がお祭りの始まりといわれています。

広い意味で捉えると、祭りとは人々の行い。どんなに暗い世の中でも、多くの知恵をもって行動すれば、明るい兆しが見えてくるというもの。明けない夜はないということです。

お祭りを通じて、非日常の空間でありますが生気を養い、日常にも良い流れをもっていきればと思います!

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地元で行われた柏祭りの様子
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